【受注製作(納期約2週間)】国産吟擦りヌメ革*ヌメ革ポーチ「barco」(ストーングレー)

【国産本ヌメ革の魅力が味わえるミニポーチ】

バッグの中の細々したものをまとめるのに便利なミニポーチ。
一般的なメイクポーチくらいのサイズ感です。
摩擦で次第にツヤが生まれます。

□サイズ:最大幅18、高さ9、マチ幅5.5㎝
□素材:国産成牛ヌメ革(姫路製)
□カラー:ストーングレー

【お名入れ承ります】

刻印の反対側、裏面のファスナー下あたりにお入れします。

焼け焦げで線を描く『焼き文字』加工になります。
刻印とは異なりますが、ひとつずつ手書きでお入れしますので
一点物の雰囲気がお楽しみいただけるかと思います。

筆記体でお入れしますので、はじめの文字は大文字、それ以降は小文字が
バランスがよくオススメです。


【本革製品を選ぶ際、知っていただきたいこと】
皆さんは、「本革」と一口に言っても、その性質や価格には大きな違いがあることをご存知でしょうか。

実際、「本革製品」と表示がされていても、その価格は実に様々です。
価格の差はデザインや製作工程にもよりますが、「革の材料費」というところで比較しても、同じ本革で10倍以上もの差が生じることも珍しくありません。
なぜそれほど違いが出るのか。その理由を以下に記します。

革には大きく分けて二つの製法があります。「クロム鞣し」と、「植物タンニン鞣し」です。

現在、市場で流通している革は、「クロム鞣し」化学成分を用いて鞣された革が主流です。
クロム鞣しの革は、表面が比較的均一に仕上がり、柔軟性があり、熱に強いという長所があります。
また、短時間で大量に仕上げられるためコストも安いのですが、そうした長所の反面、本革を使う醍醐味である「経年変化」が出にくい革でもあります。
経年の傷や汚れは、変化せずそのまま傷汚れとして残り、「劣化」として目に映ります。

言い換えれば【クロム鞣しの革は大量生産に向く素材であり、仕上げられた時が一番美しい革】と言えると思います。

一方、「植物タンニン鞣し」という、植物の渋を用いて鞣された革は『ヌメ革』と呼ばれています。
ヌメ革の鞣しは古来からの製法です。原皮の風合いを留めた仕上がりで、表面は生来の傷や血筋痕の影響が出やすく、部位によって柔らかさも異なります。
長い時間をかけて仕上げるためコストも高く、安定した素材とは言い難いのですが、長く使うことによる艶の変化や、色合いの深みを増していく様子など「経年変化」が堪能できる革です。

【ヌメ革は古くからの製法で、時間とコストがかかるが、手にしたときが完璧なのではなく、長い時間をかけて愛着が増していく革】と言えると思います。
皆さんが革という素材に求めていること、それは「長く寄り添える素材」ということではないでしょうか。

『せっかく革製品を持つのだから、長く使うことでその変化を味わえる革を選んでほしい』
そうした考えから、KALEIDOSCOPEの作品は「ヌメ革」に焦点を絞って製作しています。

【はじめは素肌のさらりとした風合いですが、お使い頂くうちに摩擦で磨かれ、艶が生まれます】
日ごと変化する様子が楽しめます。
水によるシミが出来やすい革です。雨天のご使用はお控えください。
※仮にシミが出来ても、エイジングの過程と考え、使い込むことで飴色に成長します。

【無傷の革製品をお求めの方はご購入をお控えください】
天然の革を素上げの状態で仕上げていますので、ところどころ生来の傷跡やムラなどがあります。
大きな傷は避けていますが、多少の小傷はご了承ください。
シボの出方や傷ムラは、一つずつ異なります。
「傷」と捉えれば気になるところですが、これもこの革が生きていた証、「唯一の模様」です。
「自分だけのもの」として楽しめるのも、ハンドメイド、そして本ヌメ革ならではだと思います。

【ファスナーのこだわり】
日本製のYKKファスナーを使用。
デザインのお洒落な外国ファスナーにも惹かれますが、「滑りの良さ、故障の出にくさ、耐久性」これらの点で比較して、やはり日本のファスナーは素晴らしいと思います。

【製作のこだわり】
*なるべく手作業で。
ハンドメイドの革製品といっても、その作り方は様々です。
KALEIDOSCOPEの作品は、型紙製作から革の裁断に至るまで「自分で研いだ革包丁で極力手裁断で作る」ということにこだわっています。
販売価格
4,800円
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