DETAIL
◻︎W190 H92 D15mm
【革の素材を見極め、厚みを細かく調整し作り上げたデザイン。正統派なフォルムの中に手仕事の粋を尽くした長財布です】
この革だけの硬さ、弾性、経年変化の美しさ…
同じ牛革でも、産地、タンナー(鞣し業者)、仕上げ加工の違いで全く違う表情が生まれます。
【『ロロマ』という革について】
『ロロマ』『ロロマレザー』と呼ばれるこの革は東京・浅草の老舗タンナーが手掛けるロウ引きオイルレザーです。
通常、国内のタンナーで鞣される革も、その原皮は北米やバングラデシュから輸入されたものがおおいのですが、『ロロマ』は国産のステアハイド(成牛)を使用しています。
国産革をフルベジタブルタンニンで鞣し、さらに手作業で蝋を一枚一枚塗り込む作業を経て、丁寧に作られています。
特別な手入れをしなくても、使用することで表面のロウが磨かれ、
宝石のような美しい光沢が生まれます。
ロウ引き革独特の『ブルーム』という表面感も特徴の一つです。
これは、表面にロウの白い粉が浮き出すことで、そのロウが摩擦や気温変化等の熱変化によって、
革に擦り込まれてゆくにつれ、色が少しずつ深まり、柔らかな艶がにじみだしてきます。
※ 表面の色の濃淡やブルームは、個体差や部位、温湿度の差によって一枚一枚出方が異なります。
予めご了承ください。
【本革製品を身につけたいと思っている方に、知っていただきたいこと】
皆さんは、「本革」と一口に言っても、経年変化が味わえるものと、そうでないものがあることをご存知でしょうか。
本革には大きく分けて2つの種類があります。「クロム鞣し革」と「植物タンニン鞣し革(ヌメ革)」です。
「植物タンニン鞣し革」植物の渋を用いて鞣された革は『ヌメ革』と呼ばれています。
ヌメ革の鞣しは、古来からの製法です。原皮の風合いを留めた仕上がりで、表面は生来の傷や血筋痕の影響が出やすく、部位によって柔らかさも異なります。
天然の素材を用いて長い時間をかけて仕上げられるためコストも高く、安定した素材とは言い難いのですが、使い込むことによる艶の変化や、色合いの深みを増していく様子など「経年変化」が堪能できる革です。
つまり「ヌメ革」は手にしたときが完璧なのではなく、長い時間をかけて愛着が増していく素材と言えると思います。
皆さんが革という素材に求めていること、それは「長く寄り添える素材」ということではないでしょうか。
『せっかく革製品を持つのだから、長く使うことで変化を味わえる革を選んでほしい』
そうした考えから、KALEIDOSCOPEは「ヌメ革」を素材として選びました。
【無傷の革製品をお求めの方はご購入をお控えください】
この革は、天然の血筋痕や風合いを生かす植物タンニンで鞣しているので、どうしても生来の傷跡やムラなどが含まれます。
小傷、あまりにも目立つ色ムラは避けていますが、ごく小さな傷やムラに関しましては避けられないものとしてご了承ください。
これらは一つずつ異なります。
「傷」と捉えれば気になるところですが、これもこの革が生きていた証、「唯一の模様」です。
【KALEIDOSCOPE、製作でのこだわり】
なるべく手作業で。
KALEIDOSCOPEの作品は型紙を厚紙に描き手裁断で製作しています。
また、仕立ても一つずつ日本国内で手作業による仕立てを行なっております。
一点ずつの手仕事感を感じていただければ嬉しいです。